障がい者診療

2011.11.14 23:34:41 / 診療 / Author: arimiki / Comments: (0)

平成20年7月に全国初の新潟県歯科保健推進条例が施行されました。

その中の理念に、すべての県民に生涯を通して途切れることのない歯科保健が行われることが謳われています。

要介護者、障がい者、妊婦さんたちにも等しく治療と予防が行われるように各地域で歯科保健事業が策定されています。

当院も「新潟県歯科医師会認定障害者診療医」のセミナーを受講致しました。

かなりハードでしたが、大変勉強になりました。

以前より毎月口腔ケア、フッ素塗布等に通院して頂いている

障がいをお持ちのお子さんたちが数人おいでです。

毎月お会いするので、成長ぶりが伺えます。

また、ご家族の協力なしではできませんので、ご家族の愛情の深さがひしひしと感じられます。

今後も勉強を続け、きれいで健康な歯と歯肉を守ってあげたいと思います。

忘年会 白玉の湯・華鳳にて

2011.11.11 18:07:25 / 美味しく食べる / Author: arimiki / Comments: (0)

11月5日(土)に月岡温泉・白玉の湯華鳳さんにて、当院の忘年会を行いました。

少々早めですが、12月は例年バタバタするので1カ月前倒しで1年分の垢を落としてきました。

11月ならまだ大丈夫かなと思ったは甘く、

予約もなかなか取れなかったのですが、何とかすべり込ませて頂きました。

当日はもちろん満室でした。

夕方4時から研修を行い、スタッフ一同で勉強をしました。内容は、企業秘密です。

食事は、新潟の海の幸・山の幸にあふれ、目にもお腹にも満足したものでした。が、量は食べきれないほどでした。

お造り、カニ、村上牛のしゃぶしゃぶ、天ぷら、のっぺ、甘鯛の焼き物など和食は、歯にベタベタと付着せず噛みごたえもあり、

歯のおそうじにもなります。塩分の取り過ぎに注意が必要ですが和食は世界に誇るべき食事ですね。

世界の人口が70億人を超えましたが、残念なことに飢えている人の方がずっと多い世の中です。

感謝しながら頂き、また、多くの人たちの役に立つ仕事をするぞ!と心に強く思いました。

お風呂には3、4回入った人もいますが、全員

「美人になる温泉 月岡温泉」

の効能が少しずつ出て参りました!?

確かめにいらして下さい。(笑)

関東甲信越糖尿病セミナー  in にいがた   平成23年11月6日(日)朱鷺メッセ

2011.11.07 18:49:46 / 受講セミナー / Author: arimiki / Comments: (0)

関東甲信越糖尿病セミナーに参加してきました。全体セミナーのテーマは「大切に生きよう!」です。

600名以上の方々が集われ、内科、眼科の先生方のお話しを熱心に勉強をされていました。

特に長岡中央総合病院の八幡和明先生「災害時の糖尿病医療を守るために」という

中越地震の時のお話しは、大変感動しました。

歯科からは新潟県歯科医師会地域保健部長・佐藤徹先生が

「糖尿病と歯周病」というテーマでお話しされました。

歯周病と糖尿病との関連は、ご存知でしょうか?

全然、関係がないように思えますが、実は関係が大ありです。

歯科医師と歯科衛生士にとって糖尿病の患者様は歯周病治療における手ごわい相手です。

糖尿病の方は、歯周病が進行し易く、抜歯をしても傷が治りにくく管理が難しいです。

しかし、血糖値のコントロールを適切にして頂くと、歯周病進行のリスクは、押さえられます。

また、歯周病の治療を進めていくと血糖のコントロールが改善されます。

しかし、歯周病によって歯が失われよく噛めなくなると、早食いになり肥満を助長し、

糖尿病を悪化させます。

糖尿病も歯周病も「生活習慣病」ですから よい生活習慣を身につけ

自分で律することにより改善可能です。「かかりつけ歯科医院」で歯科医師やスタッフと上手に長く付き合い、

自分では落としきれない汚れや細菌を除去して美味しく、楽しく食べて頂きたいと思います。

夕方、万代橋がブルーにライトアップされました。

世界糖尿病デーの11月14日まで24時まで点灯されています。

美しい夜景を見て、糖尿病に思いをはせましょう。

よく噛むために⑩

2011.11.03 15:58:38 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

生きる力をはぐくむためには、心と体の健康が原資になります。

心と体の健康は、お口の健康=健口から作られます。

また、健康なお口を育成するプロセス自体が、生きる力をはぐくむ良き教材になります。

自分の口の中を鏡を使って観察し、自ら課題を見つけ、

知識や情報を集め、ブラッシングやフッ化物の利用、甘味制限や食事制限等、

自分を律していける人間になれるように ご指導をお願い致します。

また、子どもの頃から予防のために「かかりつけ歯科医」を持つことは、

よい生活習慣を身につけるためにも大切です。

ブラッシング指導、クリーニング、歯石取り、フッ化物塗布などのために

定期検診を習慣化すれば、歯科医院は「痛くない所、きれいに爽やかにしてくれる所」になります。

ところで、新潟県には、自慢できる4つの白いものがあります。

白い雪、白い米、最近できました白い雪国おでん、そして、子どもたちの輝く白い歯です。

輝く未来を築く子供たちのために、自ら自分の健康を守り、

健康を増進できる人間になれるように、指導し、見守りましょう。

そのためには、今まで以上に学校、地域、歯科関係者との連携が重要 となります。

今後も、ご協力をお願い申し上げます。

ご静聴、ありがとうございました。

参考文献  咀嚼で防ぐ嚥下機能の老化 小野弓絵 ANTI-AGING MEDICINE 2011Vol.7 No.2

「生きる力」をはぐくむ学校での歯・口の健康づくり(文部科学省)

よく噛むために⑨

2011.11.03 15:58:26 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

以前は、疾病対応型の歯科保健でしたので

「早期発見・早期治療」という方針でCOも治療勧告の紙が出されていました。

しかし、研究により

COはフッ化物利用や適切な指導・管理によりむし歯に進行させずにすむことがわかりました。

さて、よく噛んだらよく飲み込むために、次のことに注意をして下さい。

ž 姿勢を良くし、足を床につけ、口を閉じて飲む

閉じないと飲み込めないように体はできています。

ž  よく噛み、唾液と混ぜ、胃に送り込む。

水やお茶、牛乳、汁などで流し込まないようにしましょう。

ž  強酸の胃液の中ではO157、ノロ、コレラ、インフルエンザ等のウイルスは死滅します。

よく噛まないで、飲み物ですぐに腸に流し込まれると腸炎をおこしやすくなりますので、

良く噛んで予防しましょう。

よく噛むために⑧

2011.11.03 15:58:14 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

これが第1大臼歯です。

生えてくる時は骨を破り、歯肉を破って出てくるので痛むこともあります。

歯肉がかぶっていると汚れがついたままになり、むし歯になることがありますので

歯みがきの時は、まず、自分でしっかりと磨かせてから、

膝枕でお子さんを寝かせて お口の中を覗き、仕上げ磨きをしてあげて下さい。

歯科健診でCOと診断されることがあります。むし歯の初期状態のことです。

溝に着色があったり、白濁していたりします。

どちらも穴が開いていない状態です。

COは学校での適切な保健指導、保健管理、ブラッシング指導、

食事指導と歯科医院での定期検診、フッ素塗布等により むし歯への進行を防ぎます。

よく噛むために⑦

2011.11.03 15:57:52 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

これは、小学校3年生のお子さんの口の中です。

第1大臼歯が左右で位置がずれているのがわかりますか。

左側の第2乳臼歯はむし歯を治してありますが、右側は歯がありません。

大きなむし歯のために膿を持ち、抜いてしまったのでしょう。

人間の体は、ないものを補おうとしますので、

第1大臼歯がこの隙間を埋めようと、前方に動いてきたのです。

レントゲンを見ると、このように前方に動いたために永久歯が生える

スペースがなくなり、顎の骨の中に埋まったままになっています。

上の第1大臼歯との噛み方を見てもずれているのがわかりますね。

乳歯の虫歯が多いと噛んでも痛いのでよく噛まずに飲み込んでいたり、

食べるのを嫌がったりし発育不良になることがあります。

よく噛むことは、食べ物と歯が機械的こすれて歯のおそうじにもなりますし、

唾液もよく出ますので消化をよくするだけでなく、汚れも洗い流してくれます。

乳歯からよく噛む習慣がないと、奥歯が内側に倒れ込み、正しい噛み方ができなくなります。

よく噛むために⑥

2011.11.03 15:57:49 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

では、良く噛むためにはどのようにしたら良いでしょうか。

良く噛むためには、噛んでも痛くない、美味しく食べられるお口を育成する必要があります。

そのために、特に大事な歯があります。

それは、第1大臼歯です。乳歯列の後ろに6歳ごろに生える永久歯です。

前歯と違い乳歯がグラグラして抜けてから生えるのではなく、乳歯の一番奥の歯の後ろにそっと生えてきます。

私たちは、食べ物が口に入ると、前歯で噛み切った後は奥から2番目のこの第1大臼歯ですりつぶします。

この第1大臼歯が上下左右4本存在する高齢者は、

足腰の筋力低下が、第1大臼歯を失った人よりも少ないそうです。

体の中で一番大きな歯ですので力を入れやすいのでしょう。

この第1大臼歯を上下しっかりと適切な位置に噛むような咬み合わせを作ると咬合が安定します。

その為には、健康な乳歯列であることが必要です。

なぜならば、虫歯で早く乳歯がなくなると歯の位置がずれて行くからです。

よく噛むために⑤

2011.11.03 15:57:01 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

人にはそれぞれ個性があるように歯にも個性と言いますか、特有の役割があります。

その役割を知って頂き、その役割通りに使用して頂ければと思います。

前歯は、包丁のような形で食べ物を細かく刻みます。それから、臼のような形の奥歯に送り、すりつぶします。

犬歯は糸切り歯とも呼ばれますが、肉や魚を噛みきる時に活躍します。

それぞれの本数を上げてみましょう。

上下左右合わせてそれぞれ8本、4本、16本計28本です。

親知らずを入れると32本になります。

これを対比で表すとこのようになります。

前歯:犬歯:臼歯=8:4:16=2:1:4

肉魚を1食べるとすると、その倍を野菜、野菜の倍を穀類というように

食べると体に良いと神様が造ってくれたようです。

よく噛むために④

2011.11.03 15:54:55 / 未分類 / Author: arimiki / Comments: (0)

さて、「かむ」は、「噛む」と「咬む」のように2種類で表記されます。

どう違うのでしょうか。「噛む」は、人間が食べ物を奥歯ですりつぶして、咀嚼する時に使われます。

教える時も「噛んで含んだように教える」などとも言いますね。

「咬む」は、動物が攻撃的に牙でかむような時に使われます。

英語で言うと「噛む」はchew、「咬む」はbiteでしょうか。 私たちは、人間ですからこちらの「噛む」を目指しましょう。

さて、こちらの写真は上が、健康な歯と歯肉、下が歯周病で顎の骨が溶け、

歯肉から膿や血が出て、口臭もあり、歯がグラグラになり、何本か抜けています。

おまけにむし歯までありますね。よく噛むためには、健康な歯と歯肉でなければなりません。